宮下奈都のエッセイ

宮下奈都さんは、全国で上映中の映画「羊と鋼の森」の原作者。
「羊と鋼の森」は、2016年の本屋大賞で大賞受賞した作品だそうです。

映画は結局観ていないけれど、原作本も読んでいないけれど、
宮下さんのエッセイが面白そうなので読んでみることに。(小説よりエッセイ好きなので!)
3人(男・男・女)の子ども達と一家で北海道へ山村留学?!
興味そそられるではありませんか!

①「神さまたちの遊ぶ庭」2015年1月光文社、2017年7月光文社文庫

北海道に1年間限定で移住した、一家5人の暮らしが微笑ましく描かれている。
小・中学生合わせて生徒十数人の学校。
子ども達は先生方や地域の方々と密接に触れ合え、温かく見守られ、
ここでしか体験できない課外授業が山ほどあったり・・・素晴らしい環境。
厳しい気候や生活の不便さはあっても、北海道の大自然に囲まれて暮らしたい、地域の人々と交流したい、
という思いがあれば、山村留学は最良の選択なのでは。
福井へ帰りたくなくなるほど、宮下家の5人は本当にここでの暮らしが楽しかったのでしょう。
お人よしの性格がここに来て積極的な性格になったり、子供たちの成長も様々でした。
私は北海道の山奥で暮らすなどできないけれど、
心が温まり、ほっこり和んだエッセイでした♡

②「緑の庭で寝ころんで」2017年12月実業之日本社

P29より(北海道から福井に帰ってきて)
 大雪山国立公園。小さな小さな学校。数少ない友達。エゾシカ。キタキツネ。白樺。胡桃。
雪。山。川。一年間、すぐ身近にあったそれらのものが、今はもうない。

P35より(男兄弟が仲良い理由)
 彼らがいつも仲がいい最大の理由は、性格がまったく違うこと。
さらにいうなら、性格は違うんだけども興味の対象はわりと似ていること。
(中略)
 わかりやすく例を挙げるなら、これまでの人生で宿題を一度もしたことがないのが兄、宿題を一度もしなかったことがないのが弟だ。

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by traveler79 | 2018-06-22 15:49 | 読書 | Comments(0)