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「医者いらずの食」内海聡

食や健康について、専門家や医者の主張はさまざまで、何をどう信じていいのか…正直分からない。
けれど、自分なりにも考えてみるきっかけになれば…。

本書は、これまで私が普通に食べてきたもの、常識的だと思っていた医学についても、ショッキングな内容が書かれていた。以下、部分的に抜粋。

■農薬の使用が始まって以来、野菜に含まれるミネラルや栄養素は打ち消されてきた。肉は畜産における薬漬けのために毒だらけとなり、魚も海が汚れ、さらには放射能に汚染されて、やはり毒だらけである。





■市販の肉にはきわめて高いレベルの性ホルモンが含まれている。特にアメリカの牛はこの濃度が高いことが指摘されているが、ほかの国の牛であれば大丈夫ともいい切れない。
これらの肉を食べ続けることでがんが増えるのではないかという研究は、数多く存在する。
BSEは肉骨粉を使用するほどに頻度が増すともいわれているが、代表格がアメリカ牛。

■日本で行われている医学検査の大半も無意味であるといって過言ではない。
その代表格は、放射能に関する検査であろう。いわゆるCT検査やバリウム検査、PET検査やマンモグラフィーに代表されるものだ。これらの検査はガンを増やすことが判明している。
日本ほどX線検査を行っている国は、世界中で類を見ない。言葉を換えれば、「日本人は世界一ガンになりたがっている愚かな国民である」ということになる。

■玄米には放射性物質を中和し、解毒作用がある。ところが、玄米は放射能も米の中に溜め込みやすいという性質があり、玄米で栄養素を摂りながら、放射能も同時に摂っているという皮肉が、現在の日本では成立しかねない状況なのである。

■特に日本人という民族の体質には、牛乳は合わない。
牛乳が性ホルモン系のガン(前立腺ガン、乳ガン、卵巣ガン)の発症リスクを高めるというのは、いくつも医学研究がなされている。
乳製品をあまり摂っていない地域ほど骨粗鬆症が少なく、カルシウムの摂取源として大豆や海藻、キャベツやブロッコリーを推奨している。

■ホルモン剤や抗生物質などの問題は、肉や牛乳に限った話ではない。魚でも養殖モノにはかなり使われているケースがあるようだ。水質汚染、放射能の問題も。
by traveler79 | 2014-03-08 08:08 | 読書