カテゴリ:読書( 23 )

当たり前のことを丁寧にする幸せを綴った大人気日記エッセイ
(文庫本カバーより)

私が大好きな、心地いい小川糸さんの日記エッセイ。幻冬舎文庫より、待望の6作目。
今回は、彼女のお気に入りの場所であるベルリンの滞在記がメイン。

森林浴しながらハンモックに揺られているような・・・
最高に居心地のいいカフェで美味しい珈琲とスイーツを堪能しているような・・・
なんとも癒された気分になりました。

以下、本文より抜粋・・・。

■気持ち的には、今回の旅は、虫取り網と虫かごを持っていくような感じ。
いろんなものを捕まえて、帰ってこよう。(パリへの出発前)

■なんだか、楽しくて、毎日があっという間に過ぎてしまう。(パリ)

■夕陽を見た後に屋台で食べたカラマリは、間違いなく、私の人生における、No.1だ。(モロッコ)

■エッサウィラで2泊したホテルが、本当に本当にステキだった。
あんなに居心地がいいホテルは、世界中を探しても、なかなかない気がする。
高級というのではなく、とにかくオーナーのセンスがよくて、いるだけで幸せになる。(モロッコ)

■なかなか見つからないからこそ見つけた時の喜びがひとしおで、まさに、宝物を見つけた気分になる。(軽井沢・野鳥の森)

■長旅の末、ようやくハンブルクに到着した。
なんだか、とっても素敵な町の予感がする。(ドイツ)

■ドイツ人の、古き良きものを長く使うセンスには、本当に脱帽してしまう。(ドイツ)

■飽きるどころか、ますます好きになってしまったベルリン。
本当に、このままずーっと住んでいたい。(ベルリン3ヶ月の滞在を振り返って)
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「なぜ勉強しなくちゃいけないの?」という子どもの疑問に対し、8人の著名人が回答した本。

子ども編・大人編がある。
前半の子ども編は、子どもが読める文章で分かりやすく書かれているのが良かった。
「なぜ勉強しなくちゃいけないの?」と子どもに問われたら、是非読ませたい。
子ども編だけ読んでも十分という感じでしたが(ほとんど内容は同じなので)、親自身も勉強になる1冊です。

印象に残った回答を要約・・・
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旅好きだけど、旅慣れない――そんなスタイルだからこそ出会えた人や出来事。日本国内から海外まで、旅の記憶を集めたエッセイ集。(文藝春秋HPより)

角田光代さんのエッセイが出ると必ず読んでいる。
彼女が旅好きで、旅について綴られているものが多いから。
以下、印象的な記述、自分でも使ってみたい表現をメモってみました。

●旅の定義というのは…非日常の扉があるかないか
●平常心ではいられない
●新たなる旅の開眼をしてみたい
●旅心をかきたてられる
●旅の余韻に浸る
●満ち足りた気分になって
●ちいさな旅
●色あせない思い出

特に興味深かった内容は…
「餃子世界一周旅行」
→ウラジオストクからパリまで移動の旅
ロシア版水餃子「ペリメニ」を皮切りに、エストニア、ラトビア、ポーランドにも水餃子が!
餃子を追う旅にしてしまいそうだった、と書かれていました。
‟餃子を追う旅”ができたら楽しそうですね♪♪♪
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芥川賞作家の著者による、我が子がおなかにやってきてから1歳を迎えるまでの奮闘を描いた名作!
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ここまでリアルかつ鮮明に妊娠・出産・育児を綴れるのは、この人だけではないだろうか。
才能ある作家さんだからこそ書けるもの。
私自身、出産してから授乳に追われていた日々のことをぼんやりとしか覚えていない。
こんなふうに表現できていたら…あとから読んでも様々な思いが蘇ってきたであろうと思う。

子育てをしている私にとっては共感部分も多く、「よく書いてくれた!」と称賛したい素晴らしいエッセイでした。
出産未経験の女性・男性にもぜひ読んでもらいたい1冊です。

以下、本文より抜粋
…基本的には保育園にあずけることができない専業主婦のお母さん、お父さんのしんどさを思う。外の仕事をしていなくても、彼らは一日たりとも休むことなく家のなかの仕事をしている。それはいうまでもなく、ものすごい重労働なのだ。

 ↑ そう、その通りなんです!(威張ることではないけれど)

報酬のない労働って、誰も認めてくれない。だからモチベーションも上がらない。孤独との闘い。
けれど、夫の優しい一言とか思いやりがあるだけで、身近な誰かが分かち合ってくれさえすれば…
大変なことも苦しみも吹っ飛んでしまうと思うんですよね。
私自身、なかなか夫に共有してもらえず一人で抱え込んでいたので…(; ;)切に思います。
でも、働くお母さんも保育園に預けることに対して葛藤を抱えているんですね。

読んでくれて、ほんとうに、ありがとう。と、あとがきにありますが、
書いてくれて、ほんとうに、ありがとう。と、言わせていただきます。
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小学生の頃から食日記をつけ続けるごはん狂
という平野紗季子の食エッセイが発売され、さっそく本を購入。
23歳にして、新進気鋭の食ブロガーである彼女に衝撃を受けましたっ!!!

小学生から食日記をつけ…というプロフィールに共感を抱いた。
私も中高生の時にはイラスト入り食日記をときどき書いていて…それが今につながっている。
昔は手書きでノートに綴るしかなかったけれど、現在は写真を撮ってブログにアップするという作業に。

彼女と違うのは、私自身グルメな家庭で育ったわけではないこと!(苦笑)
家族での外食はファミレスの域を超えることはありませんでしたから…。
自分でお店を調べたり探したり、自分のお金でレストラン開拓するようになったのは大学生になってからのことです。

「ドリカムラボ」より http://www.dreamscometruelabo.jp/lecture/08/
Q1:平野さんのおすすめレストランを教えてください。
A1:レフェルヴェソンスですね。感性に訴える料理、という意味では最も魅力的な東京のレストランだと思う。
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食や健康について、専門家や医者の主張はさまざまで、何をどう信じていいのか…正直分からない。
けれど、自分なりにも考えてみるきっかけになれば…。

本書は、これまで私が普通に食べてきたもの、常識的だと思っていた医学についても、ショッキングな内容が書かれていた。以下、部分的に抜粋。

■農薬の使用が始まって以来、野菜に含まれるミネラルや栄養素は打ち消されてきた。肉は畜産における薬漬けのために毒だらけとなり、魚も海が汚れ、さらには放射能に汚染されて、やはり毒だらけである。

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北海道から沖縄まで、パンだけ食べて日本縦断。
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全国の名立たるパン屋さんが集合!
単に美味しいパン屋を紹介するだけではなく、パン屋の物語が色濃く綴られた…
これまでには無かったパンの本です。

【北海道の旅より抜粋】 

●自分の小麦を食べたことがある農家って、日本全国に1%もいないんじゃないですか。おいしいとも、おいしくないともわからずに作る。

●かつてうどん用でしかなかった日本の小麦は品種改良が進み、たんぱく量(パンのふくらみを形作るグルテンの元となる)が豊富で、風味もいい品種が生まれるようになった。

●日本人ならコシヒカリは誰でも知っている。日本の小麦もそんなふうに品種で語られるようになったら、食文化として成立する。そのためには、おいしい小麦を作って、それをパン屋さんにおいしくしてもらわないといけない。

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小川糸さんのエッセイ、待ってました~!2013年8月、幻冬舎文庫より出版。

と、ところが。
2010年に刊行された『ようこそ、ちきゅう食堂へ』を収録・改題した本だったのですが、
内容もおぼろげだったし、加筆された部分もあるので、さらりと読んでみました。

読み終わると満腹感。美味しそうな文章が連なっているし、この人のエッセイはいつも、幸せであたたかい気持ちにさせてくれる。

印象に残った文章を引用してみます。

石垣島のペンギン食堂を訪れた際には…
口の中に流し込んだ瞬間、今朝、羽田空港に向かう時に乗った満員電車のストレスとか、次の作品に対するプレッシャーとか、そういうものが一気に吹き飛ぶ。
(略)食事中、私は「幸せ」という言葉を何度呟いたかわからない。


美食の街・カナダのバンクーバーでは、プノンペン風唐揚げに夢中…
日本へのお土産にこの唐揚げを持って帰ったら、どんなに喜ばれるだろう。

また、あるページでは…
食事とは、心と胃袋、両方が満たされて、初めて美味しさを実感できるものなのだ。
(略)日々の豊かな食卓は、平和の上に成り立っている。


素敵なタイトルなので、手に取ってみたくなりますね♪
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「しあわせ脳」に育てよう!子供を伸ばす4つのルール 黒川伊保子(著)より要約

■子育ての基本
消えない好奇心、萎えない意欲、豊かな発想力……幸福な人生を約束してくれる人間性の基礎を作るのに欠かせないのが、4~12歳までの「早寝、早起き、朝ごはん、読書」

読書は、海馬に知識の「素」を提供する。
8歳~12歳は、ファンタジーや科学本、海外文学、歴史文学など、日常とは違う世界感を味わうと効果的。
8歳になると、言語脳が完成して、長い文脈を把握できるようになる。

*赤ちゃん脳期(0~3歳)
3歳までは、子どもをかまいすぎず、彼らが感じているものを母親もゆったり感じて生活するのが、この時期の最高の「教育」である。

外国語教育の開始適齢期について
大人脳完成期の12歳を過ぎてからがベストだと考える。少なくとも、言語脳完成期の8歳までは、できるだけ豊富な母語を聞かせるべきで、脳の完成度を上げるためには外国語が入り込む余地はない。
というのも、日本語は、他の国の言語(欧米各国語、アジア各国語)と音声認識のしくみがまったく違うから。
→詳しくは本文で
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<お母さんの心得> 以下、要約

■疲れて、今日はおうどんだけ、なんて日があってもたまにはよしとする。

■忙しくしすぎない。笑い合えるだけの余裕ある自分でいられることを常に意識する。
(余裕は、時間、体力、気持ちの3つとも)

■わたしが心躍る、ワクワクの種をいつももつよう心がける。
(自分だけの喜びを軽んじない)

■ひとりの時間を大切にする。

仕事を持っていてもいなくても、今、あなたの一番大切な仕事は、「お母さんである」ということです。
子どもたち、家族がいつでも安心して帰れる場所があなたであるように。
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