『海へ、山へ、森へ、町へ』小川糸

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小川糸さんのエッセイ、待ってました~!2013年8月、幻冬舎文庫より出版。

と、ところが。
2010年に刊行された『ようこそ、ちきゅう食堂へ』を収録・改題した本だったのですが、
内容もおぼろげだったし、加筆された部分もあるので、さらりと読んでみました。

読み終わると満腹感。美味しそうな文章が連なっているし、この人のエッセイはいつも、幸せであたたかい気持ちにさせてくれる。

印象に残った文章を引用してみます。

石垣島のペンギン食堂を訪れた際には…
口の中に流し込んだ瞬間、今朝、羽田空港に向かう時に乗った満員電車のストレスとか、次の作品に対するプレッシャーとか、そういうものが一気に吹き飛ぶ。
(略)食事中、私は「幸せ」という言葉を何度呟いたかわからない。


美食の街・カナダのバンクーバーでは、プノンペン風唐揚げに夢中…
日本へのお土産にこの唐揚げを持って帰ったら、どんなに喜ばれるだろう。

また、あるページでは…
食事とは、心と胃袋、両方が満たされて、初めて美味しさを実感できるものなのだ。
(略)日々の豊かな食卓は、平和の上に成り立っている。


素敵なタイトルなので、手に取ってみたくなりますね♪
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by traveler79 | 2013-10-04 11:46 | 読書 | Comments(0)